犬・猫の避妊手術
こんなお悩みありませんか
そもそも避妊手術を受けるべきか
どうかから相談したい
手術が心配なので、より安全な
医療体制で、検査や避妊手術を
行いたい
乳腺や卵巣・子宮の病気を
予防したい
避妊手術で
当院が心がけていること
01
術前検査で現状把握をすること
全身麻酔に耐えうる状態で
あるかを確認します
02
チーム体制をとること
執刀医、助手、麻酔担当医、
看護師からなるチーム体制で
行います
避妊手術について
避妊手術の大きな目的は、犬猫の健康を維持し、人間と一緒に暮らしやすくすることです。避妊手術を行うことで、乳腺や卵巣・子宮の病気を予防できるほか、犬の発情出血を抑制します。猫では、頻繁に鳴いたり落ち着きのない行動を抑制します。なかでも犬の乳腺腫瘍は、初回発情前に避妊手術を行うことで、99.5%予防できると言われています。
当院では手術に先立ち、必ず術前検査で身体検査や血液検査、胸部X線検査を行うことで、動物が全身麻酔に耐えうる状態であるかを確認しています。
(上記の通りの体制を構築していますが、それでも麻酔のリスクはゼロではありません)
当院の避妊手術は、全身麻酔を実施した上でお腹を開け、卵巣のみを摘出する手術になります。
卵巣に加え子宮も摘出する手法もありますが、病気の予防効果に差がなく、傷口が小さく手術も短時間で済むことから、当院では、基本的に卵巣のみを摘出する方法で行っています。
犬や猫の種類や、健康・成長状態などにより最適な時期は変わってきますので、避妊手術をお考えの場合はまずは当院へご相談ください。
避妊手術の流れ
1
初回
ご来院
2
術前
検査
3
手術
当日
4
手術後
1
初回ご来院
1-1
問診
獣医師が飼い主様からその子の健康
状態や飼育環境、病歴などを聴取
し、その子に合った避妊手術のタイ
ミングをご提案します。
1-2
身体検査・聴診
身体検査では、全身状態を確認し、
聴診では、呼吸や心拍、心臓や肺の
音を確認します。
2
術前検査
手術の10日前〜当日までの間に術前検査を
行います。
2-1
血液検査
貧血や脱水がないか、肝臓や腎臓な
どの臓器の状態を評価します。
2-2
胸部X線検査
心臓の大きさや形、気管や肺などに
異常がないかを確認します。
2-3
検査結果のご説明
担当医が術前検査の結果に加え、手術
当日の流れや注意事項等についてもご
説明します。
術前検査にて何らかの異常や病気が見
つかった場合は、治療を優先させてい
ただくこともあります。
3
手術当日
3-1
お預かり
手術当日の朝、体調を確認した上で
動物をお預かりします。
3-2
避妊手術の実施
執刀医、助手、麻酔担当医、看護師
からなるチーム体制で行います。
3-3
退院
術後の状態を獣医師が確認した上
で、基本的に手術翌日に退院となり
ます。
4
手術後
手術から1週間前後で、傷口を確認しながら
抜糸を行います。
手術後に気になることがございましたらお
気軽にご相談ください。
避妊手術の料金
料金合計(小型犬の場合)
税込
70,620円~
内訳
術前検査 :16,500円
避妊手術 :54,120円
※手術費用には、麻酔などの各費用を含みます
※犬の場合は体重により料金が異なります
※別途、初診料が発生します
料金合計(猫の場合)
税込
61,600円
内訳
術前検査 :16,500円
避妊手術 :45,100円
※手術費用には、麻酔などの各費用を含みます
※別途、初診料が発生します
当院について
ABOUT Peco
動物医療センターPecoは、全5フロアの
「犬と猫
のための動物病院」
として、渋谷・原宿エリアに
2021年より新たにスタート致しました。
当院は
元気な時の予防や健康チェック
から、病気
の疑いがある時の検査・治療まで、
「動物の生涯
に寄り添い、見守り続ける医療施設でありたい」
という想いで、日々診療を行っております。
獣医療チームのご紹介
STAFF INTRODUCTION
大野 耕一
内科(消化器、免疫介在性疾患等)
獣医師(東京大学大学院修了)
東京大学准教授、東京大学動物医療センター 内科学診療科 消化器科長を経て、当院院長に就任
アジア獣医内科設立専門医
藤田 淳
外科(軟部組織外科)
獣医師(北海道大学卒)
東京大学動物医療センター 外科系 診療科 特任助教、及び当院外科責任者に就任
日本小動物外科専門医
細谷 芽里
軟部組織外科・総合診療
獣医師(北里大学卒)
3ヶ所の動物病院にて救急・総合診療を、その後、二次診療・救急動物病院にて軟部組織外科を中心に経験し、当院軟部組織外科担当者に就任
日本獣医麻酔外科学会所属
多喜 翔平
整形外科・総合診療
獣医師(麻布大学卒)
動物病院グループにて分院長、整形外科専門診療に従事し年間約100件の整形外科手術を執刀を経験し、当院整形外科担当に就任
麻布大学附属動物病院整形外科レジデント、
日本獣医麻酔外科学会所属
中山 裕之
病理科
獣医師(東京大学大学院修了)
東京大学教授、東京大学動物医療
センター長、日本獣医病理学専門
家協会理事長を経て当院病理科担当、及び当院グループ統括長に就任
東京大学名誉教授、日本獣医病理学専門家
作原 佐世子
総合診療・歯科・行動診療科
獣医師(北里大学卒)
東京大学動物医療センターの研修を修了総合診療として内科を中心に、これまで20年以上診療を経験し、当院に参画
日本獣医動物行動学研究会所属
河口 貴恵
循環器科・総合診療
獣医師(岐阜大学大学院修了)
獣医学博士、3つの病院で総合診療を、関東6病院で循環器専門診療を経験し、当院の循環器科担当に就任
日本獣医循環器学会所属
神野 友輔
総合診療・画像診断科
獣医師(日本獣医生命科学大卒)
総合診療・画像診断を中心に、これまで10年以上診療を経験し、当院に参画。
CT等の画像診断科を担当
目澤 咲綾
総合診療
獣医師(日本獣医生命科学大卒)
大学で心臓/腎臓の研究に従事し、卒後、総合診療として数多くの症例を経験。丁寧な診察を心掛け、全ては動物のため、そしてそのご家族のために精一杯努めて参ります。
日本獣医腎泌尿器学会所属
長濱 麻子
麻酔科・集中治療科
獣医師(麻布大学卒)
一次動物病院、内科専門動物病院、救急動物病院を経験し、当院の麻酔科・集中治療科担当に就任
日本獣医麻酔外科学会、日本獣医がん学会所属
阿島 麻里子
総合診療
獣医師(東京大学卒)
東京都内の動物病院で総合診療として内科を中心に経験し、当院に参画
村山 信雄
皮膚科
獣医師(岐阜大学大学院修了)
複数の動物病院勤務などを経て、犬猫の皮膚科専門「犬と猫の皮膚科」の院長、及び当院皮膚科担当に就任
アジア獣医皮膚科設立専門医
奥田 綾子
歯科
獣医師(麻布大学卒)
歯学博士、獣医歯科口腔外科専門病院「Vettec Dentistry」の院長、及び当院歯科担当に就任
米国獣医歯科専門医
石塚 友人
麻酔科・集中治療科
獣医師(酪農学園大大学院修了)
北海道大学附属動物病院麻酔集中治療科特任助教、麻酔科・集中治療科を中心にこれまで10年以上診療を経験し、当院麻酔科・集中治療科担当に就任
日本動物麻酔科医協会理事
佐々木 伸雄
整形外科
獣医師(東京大学大学院修了)
東京大学動物医療センター長、アジア獣医外科学会会長、獣医事審議会会長、動物看護師統一認定機構長、日本獣医学会理事長経て、当院獣医学研究所に参画
東京大学名誉教授
医療機器のご紹介
FACILITY INTRODUCTION
CT検査装置
体の周囲を360度を回転しながら連続でX線撮影することで、断面や3D画像を作り出すことができます。主に骨格や臓器の評価、腫瘍などの病変の把握に利用します。
超音波診断装置
心臓や肺などの胸部の臓器や、肝臓や腎臓などの腹部の臓器の状態をリアルタイムで捉えることができます。麻酔無しで動物の内部を観察することができます。
X線撮影装置
身体の様々な部位を撮影することで、骨折や関節の異常、異物の有無や様々な臓器の異常などを客観的に評価することができます。
内視鏡・オトスコープ
胃や腸を観察したり、組織を採取することで病気の診断に繋げることができます。また、手術をせずに異物を除去したり、ポリープを切除するなどの治療を行うこともできます。
血液化学検査機器
血液化学検査によって、肝臓、腎臓などの臓器の状態や、炎症の程度、ホルモンの異常がないかなどを評価することができます。
全自動血球計数器
血液中の赤血球数や白血球数、血小板数などを自動で測定します。貧血の程度、感染や炎症の有無を評価することができます。
血液凝固分析装置
手術前、肝疾患および重症疾患時などに、血液凝固分析装置を用いて、出血の危険性を評価することができます。
血液ガス分析装置
呼吸器、腎臓および重症疾患時などに、血液ガス分析装置を用いて、血液中のpH、重炭酸、二酸化炭素などを測定することで、ガス交換の状態や血液中のバランスを評価することができます。
尿検査機器
尿比重や尿中に出てくる様々な物質を計測し、膀胱炎や腎臓病などの病気を発見するのを助けてくれます。
モニター付き顕微鏡
血液、尿、糞便など様々な試料を拡大し、詳細に観察いたします。モニターを通して、評価を共有します。
歯科処置機器
エアータービンやマイクロエンジン、超音波スケーラーなどのハンドピースが付いた歯科ユニットです。歯科処置を効率よく進めることができます。
歯科用レントゲン
歯科処置を行なう際にレントゲン検査は必須です。歯周組織や歯髄、顎の骨の状態を確認するために使用します。
超音波スケーラー
超音波振動により、主に歯石を除去するのに使用します。歯科ユニットのスケーラーと単体のスケーラーを用途によって合わせて使い分けています。
眼科検査装置
スリットランプを用いて、目の表面や内部を詳細に観察することができます。また最新の眼圧計を用いて、動物の負担少なく眼圧を測定することができます。
心電図解析装置
心臓の電気の流れを記録し、解析することで、心疾患や不整脈の診断につながることができます。
ホルター心電図
小型の心電図を装着し、およそ3日間通常通りの生活を行って頂きます。それにより院内で検出できない時間帯の不整脈を診断する事が可能になります。
サンダービート
高周波電流と超音波エネルギーを同時に使い、血管を迅速に封止・切離する機器です。手術時間の短縮が可能となります。
凍結治療装置(クリヨペン)
皮膚、眼瞼、肛門周囲などの病変組織を凍結し、自然に壊死・脱落させる凍結治療に使用します。
当院へのアクセス
ACCESS
ADDRESS:
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3丁目60ー7
ACCESS:
■電車をご利用の場合
JR山手線「原宿駅」徒歩4分
地下鉄千代田線「明治神宮前(原宿)駅」徒歩7分
地下鉄副都心線「北参道駅」徒歩8分
JR総武線「千駄ヶ谷駅」徒歩15分
■お車・タクシーをご利用の場合
明治通り「千駄谷小学校」交差点より1分
(有料道路をご利用)
首都4号新宿線「外苑」出口より5分
首都中央環状線「富ヶ谷」出口より9分
首都3号渋谷線「高樹町」出口より10分
■提携駐車場(52台)
第一駐車場 12台、第二駐車場 40台