動物病院様へ
動物医療センターPecoでは、現在、動物病院様から下記の紹介を受け付けております。
ご紹介可能な診療領域
整形外科
画像診断科(CT)
消化器・一般内科
軟部組織外科
循環器科
皮膚科 など
消化器
嘔吐、下痢や食欲不振の原因が明らかではない症例、肝臓や膵臓の数値が上昇している症例、そして難治性の消化器疾患について、血液検査、超音波検査、内視鏡検査、生検などを行って、総合的に診断し、治療方針を検討します。
1) 消化器疾患(胃腸、肝臓、膵臓疾患、嘔吐・下痢など消化器症状を呈する疾患)の診断(超音波検査、内視鏡検査、生検)および治療方針の提案など
2) 内視鏡を用いた治療(食道狭窄バルーン拡張術など)および食道、胃瘻チューブ設置等
紹介症例一覧(抜粋)
原因不明の嘔吐、下痢、食欲不振、発熱、肝酵素、膵酵素上昇、
黄疸の原因精査、内視鏡検査および内視鏡下処置
(栄養チューブ設置やバルーン拡張など)、急性、慢性の胃腸、肝臓、胆嚢、膵臓疾患全般および血液、内分泌疾患、炎症・免疫介在性疾患
画像診断科
当院では64列CTを完備しており、短時間で低被曝かつ高繊細な検査が可能です。消化器疾患や各種腫瘍、整形疾患の診断にも積極的にCTを活用しております。迅速かつ精確な診断から治療へのスムーズな移行を心がけており、外科や腫瘍科と連携して検査後は手術や化学療法などのディスカッションを行います。
紹介症例一覧(抜粋)
消化管内異物、門脈体循環シャント、尿路結石、腹腔内腫瘍(肝臓腫瘍・腸管腫瘍など)、肺腫瘍、鼻腔内腫瘍など
整形外科
整形外科は、膝蓋骨脱臼、各種骨折(橈骨尺骨骨折・脛骨骨折などの単純骨折・各種粉砕骨折等)、前十字靱帯断裂などといった高度な技術が要求される疾患に対し、整形外科担当医による外科治療を実施しております。術後のリハビリテーション指導にも注力し、患部の機能回復と症例のQOLの向上を目指します。
紹介症例一覧(抜粋)
膝蓋骨脱臼(パテラ)、大腿骨頭・骨頸部切除(FHNE・FHO)、
前十字靭帯(TPLO)など
南部組織外科
軟部組織外科では、日本小動物外科専門医のアドバイスのもと以下の手術を中心に軟部組織外科を行なっております。また周術期管理については麻酔科と連携し取り組んでおります。
紹介症例一覧(抜粋)
消化器外科(消化管内異物、消化管腫瘍、胆嚢粘液嚢腫など)、腫瘍外科(腹腔内腫瘍、乳腺腫瘍、生殖器腫瘍、体表腫瘍など)、泌尿器外科(膀胱結石、尿道結石など)呼吸器外科(短頭種気道症候群、肺腫瘍など) など
循環器科
循環器疾患の診断、重症度評価および治療方針の提案
紹介手順
まず、オンライン紹介状をご記入し、送信してください。
頂いた紹介状を拝見させて頂いた上で、ご紹介頂いた獣医師様に当院獣医師より1営業日以内にお電話を差し上げ、当院で診察可能かどうかを含め、相談させていただきます。その後日時を相談させていただきます。
紹介状以外に必要と思われる資料につきましては、メール添付か飼い主様にお渡ししてください(返却が必要なものにつきましては、お教えください)。
来院時の朝は食事を与えないで(お水は構いません)来ていただきますよう、飼い主様にお伝えください(食事をとっている場合には、検査ができないことがありますのでご了承ください)。
こちらでの診察後に電話あるいはメールにて診察終了の連絡をいたします。その後通常1週間以内に報告書をメールにて送付いたします(検査によっては報告が遅れる場合がございますのでご了承ください)。
その他、必要に応じ電話にて症例の対応等について相談させていただきます。
お願い
・原則として治療は紹介病院でご継続いただきますようお願いいたします(初期治療の数回、当院への通院をお勧めする場合もございます)。
・当院から他の施設をご紹介させていただくことを提案することもございます(他院紹介前に相談させていただきます)
・診断のための検査には、麻酔が必要であったり、ある程度のリスクを伴うものをございます。動物の状態や飼い主様のご希望について、紹介前に飼い主様とよくご相談ください。